*星の色と温度*

 

そもそも星の色とは、その星が発している光の色に関係しています。
光は波であり、また真空の宇宙空間を伝わる波動です。
星が光を発すると、その波は真空の宇宙空間を地球まで伝わってきて、私たちに星の光が見えるのです。

異なった波長の光は、私たちの目には異なった色として見えます。
短い波長の光は青や紫に、長い波長の光は赤に見えるのです。

ここで、光の波長は、オングストローム(Å)の単位ではかり、
1Å = 0.1 nm = 10-8 cm = 10-10 m です。

星が光って見えるのは、恒星表面の高温ガスが熱放射をしている為です。
高温のガスは、青や紫色の光を多く出し、より低温のガスは黄色や赤の光を多く出します。
よって、恒星の色の違いは、表面温度の違いによります。

温度が高いと光は青く見え、温度が低いと光は赤く見えます。  

星の色は、その星の重要な性質である表面温度を知る手がかりになります。

 

さていよいよ、これらの星の特徴をまとめた表について見てみましょう。

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