渦巻き銀河の傾き方

渦巻き銀河は、全体的に「ドラ焼き」のような形をしています。
ドラ焼きを真横から見ると、円盤型に見えますが、真上から見ると、ただのにしか見えません。このように、渦巻き銀河はいろいろな傾き方をしているので、同じような渦巻き銀河でもいろいろな形に見えます。

NGC891は、渦巻き銀河を真横から見たものと考えられています。まさにドラ焼きの様な形です。

ちょっと傾けて、ななめ上から見たところをイメージしてみましょう。ソンブレロ星雲がその代表です。

一番始めにM51という銀河の写真がありましたね。M51は、渦巻き銀河をから見た例の代表です。

人類はまだ、自分の居る銀河系から出たことがないので、当然自分の銀河も他の銀河も、どんな形をしているのか、誰も見たことはありません。しかし、銀河から来る光の観測や研究から、銀河がどのような形をしているかを大体知ることができるのです。