楕円銀河の細分類




楕円銀河はアルファベットの「E」と楕円率を示す数字を組み合わせて表される。
つまり、楕円の長軸をa、短軸をbとした比 {(a-b)/a} で決まり、a=bの円ならこの比は0となり、真ん丸く見える楕円銀河に対応するE0となる。 楕円の形が偏平で、bがa比べて極めて小さいなら比はほとんど1に近くなる。
以上から分かるように、理論上ではE0からE1の範囲に、E0.1,E0.2,E0.3,・・・E0.9というようになる が、簡単にするために小数点とその前の0を省略して、E0,E1,E2とし、観測されている一番大きい楕円率、 0.7のE7までで楕円銀河を分類している。